残 照 (作詞/糸田ともよ・作曲/及川恒平)
2012-08-26



1.この掌(てのひら)の 中で
  あの日 とらえた 蝶が
  空の破片のような羽
  かすかに 震わせる

  秋は 荒野(あれの)に 兆して
  きみを ひとり 見つけた



2.枝を離れた 枯葉が
  風に 吹き上げられて
  空の彼方で 金色に
  光って 消えてゆく

  秋は 水辺に 兆して
  きみを ひとり 見つけた



3.住み慣れた 街なのに
  ふいに すべてが 杳(とお)い
  窓に夕陽の 溶け残る
  長い電車を 見た

  秋は ホームに 兆して
  きみを ひとり 見つけた



  秋は ホームに 兆して
  きみを ひとり 見つけた



















[歌詞]

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